さらなる飛躍を目指して、挑戦は続く。
これぞまさに、真剣勝負。

NHK教育テレビ「にっぽんの芸能」や新潟県文化祭への出演など、ますます活躍の場を広げつつあるメンバーたち。年に一度の定期演奏会は、日々の積み重ねを最大限に発揮するべく、身も心も緊張させて神経を研ぎ澄まし、本番に臨みます。気迫のこもった演奏を聴きに、ぜひ定期演奏会へお越しください！

曲目

♪　初級合奏　めぶき／川崎絵都夫 作曲
（新潟市ジュニア邦楽合奏団委嘱作品）
♪　中級合奏　風の音・波の音・海の音／鯨岡徹 作曲（初演）
♪　上級合奏　海鳴り／石井由希子 作曲
♪　中・上級合奏　AXIS／水川寿也 作曲
♪　全員合奏　祭り幻想／川崎絵都夫 作曲　ほか

※演奏曲順は上記と異なります。

指揮／鯨岡徹
指導／«箏»小奈立子・川﨑裕子
«三味線»蓑田弘大・長井麻江・土田舞歌
«尺八»鯨岡徹・豊嶋貞雄

新潟市ジュニア邦楽合奏教室 及び 新潟市ジュニア邦楽合奏団について

新潟市ジュニア邦楽合奏教室は、公益財団法人新潟市芸術文化振興財団が主宰する小・中・高校生のための音楽教室です。日本の伝統楽器である箏・三味線・尺八の演奏を通して、豊かな感受性、創造性、表現力を育み、音楽を愛する子どもたちを育てることを目標としています。また、常に演奏レヴェルの向上に努め、より質の高い演奏をお客様に披露するべく、「教室制度」や「進級試験」など独自の育成システムの下で練習に励んでいます。現在は小学校4年生から高校3年生までの37名が、単科・初級・中級・上級の4つの教室それぞれに所属しています。演奏会時はこれら教室制度で育った子どもたちによる合奏団として、「新潟市ジュニア邦楽合奏団」の名称で活動しています。

近年はNHK教育テレビ「にっぽんの芸能」や新潟県文化祭「伝統連々祭」に出演するなど、ますます活躍の場を広げつつあります。「第22回定期演奏会」ではさらなる飛躍を目指し、初級・中級・上級それぞれの合奏のほか、合奏団全員による演奏や初めての作品にも挑戦します。このジュニア邦楽合奏団でしか聴けない熱い演奏を聴きに、ぜひ定期演奏会へお越しください。

＜りゅーとぴあ音楽企画課＞

新潟市ジュニア邦楽合奏団団長
多田茉梨香

こんにちは。今年の定期演奏会は、「ジュニア邦楽合奏団の挑戦・第2章」と言える演奏会になっています。まず、その第1章というのは昨年度の活動にあります。20周年という節目の年を経てひとまわり成長した私たちは、新しい曲に積極的にチャレンジしたり、4～6人程度の少人数のアンサンブルに取り組んだりしました。その中で、ほかの楽器やパートの音をよく聴くことの重要性や、自分で音楽を読み解くヒントなど、多くのことを得ることが出来ました。そんな第1章で次の10年への第一歩を踏みだした私たちは、第2章であるこの演奏会でも多くの挑戦をします！特に大きなものは次の2曲にあります。

1曲は「海鳴り」です。邦楽合奏では珍しい、十七絃（箏の仲間で17本の太い絃を持つ低音楽器）と三味線から成る曲で、この団では初めての楽器構成です。それぞれの楽器の音色を贅沢に楽しめることとダイナミックなクライマックスが魅カの曲です。もう1曲は「祭り幻想」です。この曲は級を超えて、文字どおり全員による合奏でお届けいたします。小学4年生から高校3年生までの総勢37名の重厚な音色と迫力にご注目ください。

和楽器合奏の魅カを120パーセント感じていただけるよう、精ー杯演奏いたします！皆様のご来場を心よりお待ちしております。

新メンバー大募集！一緒に和楽器を弾こう！

ジュニア邦楽合奏教室では、この秋（10月）から参加するメンバーを募集いたします。誰もが初心者からスタートするので、楽譜が読めなくても大丈夫。先生の丁寧な指導と先輩団員のサポートがあるので、初めてでも楽しく活動できます。

●募集楽器：箏・三味線・尺八
＊入団後、楽器体験及び面接を経て担当楽器を決定します。
●募集対象：小学2年生～中学1年生
●練習日：月4回、毎週土曜日の午後
●お問い合わせ：りゅーとぴあ事業企画部 ジュニア邦楽合奏教室事務局まで
　TEL.024-224-7000（10:00～18:00／第2・4月曜休館）