進化するピアニスト、コブリンが弾く日本で1回だけのハイドン・リサイタル
りゅーとぴあ・ハイドン・ツィクルス第3弾は、アレクサンダー・コブリンによる「ハイドン・リサイタル」。自身のリサイタルに必ずハイドンのソナタを取り上げているコブリンが、りゅーとぴあのラブコールに応えて、はじめてのハイドン・リサイタルを開催します。ピアノ学習者であれば必ず手がける曲集「ソナタ・アルバム」に掲載されているハイドンのソナタをはじめ、ベートヴェンがハイドンにささげたソナタなど、名手による名演奏をお楽しみください。また、リサイタルのチケットをお求めいただいた方へのプレゼント「コブリン・スタディー・コンサート」もご期待ください。
♪ハイドン:ソナタ ニ長調 Hob.XVI/37
♪ハイドン:ソナタ ホ短調 Hob.XVI/34
♪ハイドン:アンダンテと変奏 ヘ短調 Hob.XVII/2
♪ハイドン:ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI/52
♪ベートーヴェン:ソナタ 第1番 ヘ短調 作品2-1
ハイドン・リサイタルに寄せて
ハイドン没後200年の年、唯一の日本公演を新潟で、それもハイドンの作品でリサイタルを開催できることを大変嬉しく思います。私はこれまで、ツアープログラムには必ずハイドンのソナタを取り上げてきました。古典派の作品というと、多くのピアニストがモーツァルトやベートーヴェンをあげることでしょう。しかし私は「古典音楽の父」とは間違いなくハイドンであると考えています。彼の音楽があまり演奏されない理由として、多くの演奏家が、技巧的かつ大きな音の音楽を追い求めているからかもしれません。ハイドンをはじめとするウィーン古典派を演奏することは、精神力と技術力の挑戦でもあるからです。
このたび、りゅーとぴあ様からハイドン・ツィクルス演奏会のオファーをいただきました。“オール・ハイドン”の演奏会が実現する機会をこのうえなく喜び、即答で快諾いたしました。
この秋、日本で初のハイドン・リサイタルを、新潟の皆さまにお聴きいただけることを心より楽しみにしております。
アレクサンダー・コブリン
アレクサンダー・コブリン
1980年モスクワ生まれ。5歳よりピアノをはじめ、モスクワ・グネシーン音楽院でT.ゼリクマン、モスクワ音楽院でL.ナウモフに師事。8歳でモスクワ室内管との共演でデビュー。これまでにブゾーニ国際コンクール優勝(1999年)、ショパン国際ピアノコンクール第3位(2000年)、浜松国際ピアノコンクール最高位(2003年11月)など数多くのコンクールに入賞し、ヨーロッパやアジア、南米で精力的に演奏活動を展開している。
2005年6月には第12回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールに優勝、自身初のアメリカ・ツアーを行い、ワシントン・パフォーミング・アーツ・ソサエティやバス・ホールの「クライバーン・シリーズ」に登場。欧州でもラ・ロク・ダンテロン音楽祭、ラヴィニア音楽祭、ベートーヴェン・イースター音楽祭などに出演。2006年ニューヨーク・フィル、ダラス響とも共演。最近の活動としては、BBCプロムスへのデビュー、ロイヤルリヴァプール管、バーミンガム市響、ベルリン・ドイツ響との共演のほか、ルーブル美術館、ウィグモアホール、パレルモやヴァレーゼといったイタリア各都市や日本へのリサイタルツアー等がある。
コブリン・スタディー・コンサート
日時:9/26(土) 14:00〜
会場:コンサートホール
料金:¥1,000(全席自由・300席限定)
チケット発売日:7/9(木)
ハイドン・リサイタルを10倍楽しむための特別企画です。
リサイタルで演奏するソナタを、コブリン自身によるトークと演奏で分かりやすく解説します。なお、ハイドン・リサイタルのチケットをお持ちの方は無料でお聴きいただけます。ご来場の際には必ずリサイタルのチケットをお持ちください。

ハイドン・イヤーによせて
2009年は音楽史上の巨星ハイドンの没後200年にあたります。バッハ、ヘンデル、ハイドン…と小学校の音楽室にも肖像画が掲げられ、その名を知らぬ人のいない有名作曲家でありながら、なぜか日本では人気がなく、演奏機会も多くないのがハイドン。公共ホールで構成するコンサートホール企画連絡会議では、ハイドンが30年に渡り楽長を務めたアイゼンシュタット(オーストリア)のエステルハージ宮殿を本拠地としハイドン演奏の真髄を伝える「オーストリア・ハンガリー・ハイドン・フィルハーモニー」を独自招聘し、公共ホールならではのオール・ハイドン・プログラムによる演奏会を開催し、ハイドンの魅力と真価をお伝えします。さらに、りゅーとぴあでは、ハイドン没後200年の5月31日(命日)をスタートに新企画「ハイドン・ツィクルス」を開始し、8回の連続演奏会により多面的にハイドンを紹介していきます。自己の生涯の中で古典派のソナタ形式を確立し、啓蒙主義と世俗化の時代背景の中、言葉にしばられない純粋器楽への道を開くとともに、近代音楽の主要な楽曲形式である交響曲、弦楽四重奏曲、ピアノ・ソナタなどを創り上げた先駆者としてのハイドン。その偉大さを再認識する機会となることでしょう。
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