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「3年目ほねこ」のジュニア邦楽日記 最終回【ほねこオススメ!!「第20回スプリングコンサートの聴きどころ」】

3月31日(日)に開催する第20回スプリングコンサートにて、ジュニア邦楽合奏団は、「四季彩きらり」「祭り幻想」など全4曲を演奏します。今回は聴きどころを2つご紹介します!

聴きどころポイント① 団員たちが名付け親!?「四季彩きらり」

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初中級合奏で演奏する「四季彩きらり」は当団を指揮する鯨岡先生の最新曲です。今回の公演で初演となります。実はこの曲名、「四季彩きらり」は団員たちが命名しました!

11月11日

最新作が完成し、初めて曲を聴く試写会ならぬ「試聴会」を開催。

この曲には、「おぼろ月よ」や「雪」「どこかで春が」など誰もが聴いたことのある四季折々の童謡がメドレー形式で登場します。その後、鯨岡先生より曲のイメージや出てくる童謡について説明をしていただき、団員それぞれで曲名の案だしが始まります。

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・「季節→四季」
・「季節を色でイメージし、色→色彩→四季彩」
・「音には演奏している人の色んな想いやイメージがある→彩り」等々

沢山のキーワードを団員たちが発表してくれました。その中からキーワードを合わせ、『四季彩きらり』『彩めぐる四季』『四季彩のメロディ』の3つの曲名候補が完成。団員全員で投票を行い、『四季彩きらり』に決定しました。曲名を考え、曲と向き合い、自分たちの出したい音を追求した想いがこもった1曲です。

また、曲の冒頭に小鳥のさえずりが聴こえます。この小鳥を担当しているのも団員たちです。小ネタも仕込んでいますので、こちらも注目です!

聴きどころポイント② 新潟でしか聴けない!?オーケストラと邦楽と合唱の融合!「合同演奏」

聴きどころポイント2つ目は、コンサートの締めくくりに演奏する「合同演奏」です。
今までは、「邦楽と合唱」「オーケストラと合唱」などで、完全に3教室の合同演奏とは言えませんでした。しかし過去20回のスプリングコンサートの中で今回初めて、3教室が同じ曲を演奏します。

合同演奏の曲目は、滝廉太郎の「春」と新潟市民歌の「砂浜で」です。「砂浜で」は新潟在住の作曲家後藤丹氏に編曲をしていただきました。

特に注目してほしい部分は曲のイントロ!オーケストラの伴奏から始まり、和楽器のメロディが登場します。それぞれの楽器が見事に綺麗な響きとなって重なります。
オーケストラ、合唱そして邦楽が融合している楽曲は日本でもなかなかありません。新潟でしか聴くことができない2曲を新潟の子どもたちがお届けします。ぜひ第20回スプリングコンサートでお楽しみください!

Who’s 3年目ほねこ?

新潟市出身。好きな食べ物は「塩むすび」と「笹団子」。
子ども時代は新潟市ジュニアオーケストラ教室でバイオリンを演奏していたひとり。
音楽企画課スタッフ&ジュニア邦楽合奏教室の担当として3年目を迎えました。
後輩の「おこぜちゃん」といっしょに日々奮闘中。

「3年目ほねこ」のジュニア邦楽日記 vol.13【『風と光と大地のうた』~ジュニア邦楽合奏団、新潟の歴史を知る!の巻~】の画像

さいしょから読む

「新人ほねこ」のジュニア邦楽日記 vol.1

 

P.S.
今回のブログをもって「3年目ほねこ」のジュニア邦楽日記は最後になります。ご愛読誠にありがとうございました。

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