元ウィーン・フィル首席奏者、ハープ界の若き帝王。

©Gregor Hohenberg

出演

グザヴィエ・ドゥ・メストレ（ハープ）

プログラム

グリーディ：古いソルチコ
アルベニス：12の性格的な小品集 Op.92より「朱色の塔」
アルベニス：スペイン組曲第1集 Op.47より第1番「グラナダ」、第5番「アストゥリアス」
グラナドス：詩的なワルツ集
グラナドス：スペイン舞曲集 Op.37より 第5番「アンダルーサ」
タレガ：アルハンブラの思い出
ファリャ：歌劇「はかなき人生」よりスペイン舞曲第1番　ほか（予定）

魔法のように紡がれる美しい音は、
静けさを際立たせ、やがて滝となって降り注ぐ。

18世紀フランス・サヴォアの貴族の血を引くハープ奏者、グザヴィエ・ドゥ・メストレ。絢爛豪華な音の絨毯は、高貴な系譜のなせる技か、真摯で誠実な魂ゆえか。指先から紡がれる美しい音の粒子が、聴く人の耳を濡らし、心を夢幻へと誘う。

グザヴィエ・ドゥ・メストレ（ハープ）

ハープ界を牽引する第一人者として世界的に活躍。フランス生まれ。9歳からハープを学ぶ。1998年USA国際ハープ・コンクール優勝後、2010年までウィーン･フィルのソロ･ハーピストを務める。複数の作曲家の委嘱作品のほかに、スメタナの「わが祖国」など、通常はフル・オーケストラで演奏される作品の数々を見事なアレンジでハープ・ソロにより披露する。2001年以来、ハンブルグ音楽大学で後進の指導にもあたる。録音はソニー・ミュージックより多数。最新版は「スペインのセレナーデ」。

りゅーとぴあBest Selectionとは？

世界一級の音楽家を招き、新潟に居ながらにして、世界最高の演奏をお楽しみいただく、りゅーとぴあの新しいコンサートシリーズです。2019年は、新潟市が東京オリンピック・パラリンピックのフランス・ホストタウンに選ばれたことを記念して、フランス出身の世界第一級のソリスト3名が登場します。

2019年7月27日（土）19:00　　マチュー・デュフォー（フルート）
2019年9月26日（木）19:00　　エリック・ル・サージュ（ピアノ）
2019年10月4日（金）19:00　　グザヴィエ・ドゥ・メストレ（ハープ）