日本舞踊協会会長 近藤誠一が日本文化に造詣の深い著名人をゲストに迎え、
日本舞踊を中心とした伝統文化の普及、発展について語り合うトークシリーズ。

金森 穣　（かなもり じょう）

演出振付家、舞踊家。りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 舞踊部門芸術監督、Noism芸術監督。17歳で単身渡欧、モーリス・ベジャール等に師事。NDT2在籍中に20歳で演出振付家デビュー。10年間欧州の舞踊団で舞踊家・演出振付家として活躍後帰国。04年4月、日本初の劇場専属舞踊団Noismを立ち上げる。14年より新潟市文化創造アドバイザーに就任。平成19年度芸術選奨文部科学大臣賞、平成20年度新潟日報文化賞ほか受賞歴多数。
www.jokanamori.com

市山 七十世　（いちやま なそよ）

日本舞踊家。（公社）日本舞踊協会新潟県支部長、（公財）新潟市芸術文化振興財団理事、（一財）新潟市音楽芸能協会理事長。六世市山七十郎の娘として昭和43年家元市山七十世を襲名。市山流は三世七十郎より新潟花街ふるまち芸妓の師匠を務め、平成15年には新潟市無形文化財の第一号として指定を受ける。歌舞伎の振付、新潟総踊りの振付などを手掛ける。平成30年2月、七代目市山七十郎を襲名予定。平成14年度新潟県知事表彰、平成17年度文化庁芸術祭賞、平成22年度文部科学大臣表彰など受賞歴多数。

近藤 誠一　（こんどう せいいち）

1972年外務省入省。広報文化交流部長を経て2006年から2008年までユネスコ日本政府代表部特命全権大使。2008年よりデンマーク大使。2010年より2013年まで文化庁長官を務め、三保松原を含めた富士山の世界文化遺産の登録を実現。2015年日本舞踊協会会長に就任。2016年瑞宝重光章受賞。