世界を魅了する新鋭が奏でる音楽の詩。
これまでにない極上の音色が紡ぐ、華麗なる“オール・ショパン・プログラム”。

オール・ショパン・プログラム

ノクターン 第20番 嬰ハ短調 「遺作」
即興曲 第1番 変イ長調 作品29
即興曲 第2番 嬰へ長調 作品36
即興曲 第3番 変ト長調 作品51
幻想即興曲 嬰ハ短調 作品66
ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53「英雄」
バラード 第1番 ト短調 作品23
バラード 第2番 ヘ長調 作品38
バラード 第3番 変イ長調 作品47
バラード 第4番 ヘ短調 作品52

©Elizabeth Delage

こんなにも美しいショパンが、今まであっただろうか。

2015年、ピアノ・コンクールの最高峰ショパン国際ピアノ・コンクールで圧倒的な表現力と情熱溢れる演奏で第2位と「ベスト・ソナタ賞」受賞を果たしたシャルル・リシャール＝アムラン。豊かな音楽性、そして他に類を見ない音色の美しさに、今も世界の聴衆は魅了され続けています。
そのアムランが2018年6月“りゅーとぴあピアノ・リサイタル・シリーズ”に登場。彼の魅力を存分に味わえるオール・ショパン・プログラムで、至福のひとときをお贈りします。ショパンの甘く切ない旋律にアムランの音色が重なるとき、きっとあなたは彼の虜となるでしょう。日本トップクラスの音響を誇る“りゅーとぴあ コンサートホール”で、世界が認めた極上のショパンをお楽しみください。

シャルル・リシャール＝アムラン
Charles Richard-Hamelin, Piano

カナダ・ケベック州ラナウディエル生まれ。P.サルドゥレスク、S.ライモン、B.ベルマン、A.ラプラントに師事。2016年にモントリオール音楽院を修了。2015年に行われたショパン国際ピアノ・コンクールで第2位とクリスチャン・ツィメルマン賞（ベスト・ソナタ賞）を受賞し、同世代の中でも最も重要なピアニストと注目されている。
2014年、モントリオール国際音楽コンクールで第2位、ソウルでの国際音楽コンクールで第3位と、ベートーヴェンのソナタ演奏で最優秀賞を受賞、2015年4月には、トロントの婦人音楽クラブから特別キャリアアップ賞を贈られた。
プラハの春音楽祭、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭（フランス）、ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭（ワルシャワ）、ラノディエール国際音楽祭（カナダ）などの様々な有名音楽祭に出演。ソリストとしても、ワルシャワ・フィル、モントリオール・シンフォニー、トロント・シンフォニー等と協演している。
ショパン後期の作品を収録したファースト・アルバムは2015年9月にアナレクタ・レーベルからリリースされ、世界中の評論家から賞賛、（Diapason ,BBC Music Magazine,Le Devoir)CBCの年間ベストテンに選ばれた。セカンド・アルバムは2016年秋にリリース、同様に高い評価を得ている。2016年5月の日本でのリサイタル・デビューは各地で絶賛された。

©Elizabeth Delage

※本公演は東響定期会員（S席・A席）の特典公演です。