2021年日本音楽コンクール第1位
圧倒的輝きに満ちた音色をもつピアノ界の新鋭

プログラム

ブラームス：ピアノソナタ 第2番 嬰ヘ短調 Op. 2
Brahms : Piano Sonata No. 2 in F-Sharp Minor, Op. 2

ブラームス：パガニーニの主題による変奏曲 Op. 35 第1巻
Brahms : Variations on a Theme by Paganini, Book 1, Op. 35

バルトーク：戸外にて Sz.81. BB.89
Bartók : Out of Doors, BB. 89

ショパン：4つのマズルカ Op. 24
Chopin : 4 Mazurkas, Op. 24

ストラヴィンスキー：ペトルーシュカからの3楽章
Stravinsky : 3 Movements from Petrushka

新たなスターの誕生に歓喜する。

日本のピアニストが世界的コンクールで活躍するニュースを近年ではよく耳にするようになり、実力のある若いピアニスト達が素晴らしい演奏を繰り広げています。今回登場する谷昂登もその一人。すでにたくさんの受賞歴をもつ彼がさらに注目を集めたきっかけは、2021年日本音楽コンクールでの第1位でした。比類なき才能、そして聴く者を虜にする輝きの音色をもつ谷昂登が新潟に初登場します。

今回のプログラムは、谷昂登本人が練りに練った渾身のラインナップ。正統派ドイツ音楽のブラームスから、奇才・ストラヴィンスキーの作品まで、彼の持ち味を存分に楽しめる演奏会です。常に進化していく若き天才の“今”をお聴き逃しなく。

谷昂登　Tani Akito

(c)井村重人

第21回フッペル鳥栖ピアノコンクール2015 第1位及び月光賞を最年少受賞。第20回浜松国際ピアノアカデミーコンクール特別賞受賞。故中村紘子氏の推薦により「題名のない音楽会」に出演。第38回霧島国際音楽祭賞並びに堤剛音楽監督賞受賞。第1回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際オンラインピアノコンペティション第1位。第6回アリオン桐朋音楽賞受賞。第44回ピティナ・ピアノコンペティション特級銅賞。第18回東京音楽コンクール ピアノ部門第２位（最高位）及び聴衆賞。第90回日本音楽コンクール第1位及び岩谷賞（聴衆賞）受賞。令和2年度 北九州市民文化奨励賞受賞。令和3年度 梅津賞（学長賞）受賞。
これまでに読売日本交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団などのオーケストラで、秋山和慶、岩村力、梅田俊明、現田茂夫、齋藤友香理、鈴木優人、高関健、角田鋼亮、松本宗利音、山下一史等と共演。
岡本美智子、鈴木弘尚、永野栄子の各氏に師事。ロームミュージックファンデーション2021、2022年度奨学生。桐朋女子高等学校音楽科（男女共学）を首席で卒業後、現在、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースに特待生として在学中。