専属オルガニストレポート~濵野芳純の見たポーランド~【企画の輪郭】
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作品のこと、アーティストのことを制作に携わるスタッフの目線で、企画の輪郭をなぞっていくコラム。今回は11月13日(金)に開催する「クシシュトフ・ウルバニアク オルガン・リサイタル」に先立ち、専属オルガニスト濵野芳純がウルバニアク氏の活動するポーランドを紹介してくれました。クシシュトフ・ウルバニアク氏へのインタビュー記事とともにお楽しみください。
【前編】専属オルガニスト濵野芳純がウルバニアク教授にインタビューしました。
専属オルガニストレポート~濵野芳純の見たポーランド~
今年の11月13日(金)に、ポーランド出身でヨーロッパを代表するオルガニストである、クシシュトフ・ウルバニアク教授をお迎えします。
彼は一流のオルガニストでありながら、ポーランドに現存する歴史的なオルガンの修復・復元のプロジェクトを監修するなど、特に古楽の研究者でもあります。
実は私のオランダ留学時代、もう8年前になりますが、彼が主導するプロジェクトを見学しに、アムステルダム音楽院のオルガン科のクラスでポーランドを訪れたことがあります。
ポーランド・ヴロツワフ空港からバスで2、3時間揺られ、たどり着いたのがチェコとの国境付近のクシェシュフという町。言ってしまえば教会以外他にほぼ何にもない田舎町に、ここまでの立派なオルガンがあるのかと驚きました。
それほどヨーロッパでは教会や信仰に対する畏敬の念は、オルガンやその装飾(宗派によって異なりますが)に表れているのです。
クシェシュフ
そしてもう一つ、これまたバスで何時間も揺られ、オルクシュという街の、演奏可能な修復中のオルガンも見学しました。あのアウシュビッツから車で1時間ほどにある町です。写真では分かりづらいですが、修復時には、オルガンを覆うように足場を組み、一本一本手作業で復元されます。
オルクシュ
ウルバニアク教授は、豊富な知識に支えられた知的で端正な演奏をなさいます。
ポーランドの美しいオルガンのみならず、世界各地のオルガンを演奏してきた彼が、りゅーとぴあのオルガンをどう弾くか・・・?
ぜひ会場に足を運んでみてください。




