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専属オルガニスト石丸由佳が「四畳半スタジオ」に出演!遠藤麻理さんとたっぷりトークしました!

りゅーとぴあ専属オルガニスト・石丸由佳が、人気ラジオ番組「四畳半スタジオ」に出演しました。パーソナリティの遠藤麻理さんとともに、石丸さんが本物の音楽体験をした場所であるりゅーとぴあコンサートホールの思い出、中学校時代のエピソードから、6月26日のリサイタルの魅力までたっぷりお話ししました。

 

遠藤さん「石丸さんのCDを聴いて…昇天しました」

 

遠藤さん:今日は新潟市出身りゅーとぴあ専属オルガニストの石丸由佳さんと電話がつながっています。こんにちは、遠藤麻理です。よろしくお願いします。

石丸:こんにちは。よろしくお願いします。

 

遠藤さん:石丸さんは「専属オルガニスト」ということなんですけど、それはどういうものなんですか?

石丸:りゅーとぴあにはおっきなパイプオルガンというものがあるんですけれども、オルガンの保守、具合が良いかどうかいつも点検したりとか、あとはもちろんオルガンコンサートの企画・出演など、オルガンに関することすべてを行っています。

 

遠藤さん:パイプオルガンの音色は独特ですよね。

石丸:そうですね。お好きですか?オルガン。

 

遠藤さん:厳かな気持ちになるというか、浄化されるというか。わたしもCDで聴かせていただきましたけれども…昇天しました。ほんとに。よく言われませんか?こういうこと。

石丸:自分は毎日のように弾いているので気づかなくなってきているんですが、そういう風に言っていただくことは確かに多いですね。

専属オルガニスト石丸由佳が「四畳半スタジオ」に出演!遠藤麻理さんとたっぷりトークしました!の画像

中学校時代、みんなで音楽をつくる楽しさ

 

遠藤さん:りゅーとぴあのコンサートホールっていうのが、またいいホールなんですよね。

石丸:そうですね。個人的なことになってしまうんですけれど、私の人生を変えた場所なので、自分にとってはすごく特別な空間です。初めてオルガンと出会ったのがこのコンサートホールで、本物の音楽体験をした場所です。

 

遠藤さん:日本を代表するオルガニストになってしまった石丸さん。実は、鳥屋野中学校の吹奏楽部だったんですって?

石丸:はい、そうなんです。

 

遠藤さん:伝説の部長と伺っていますけれども。

石丸:もう中学校時代は「吹奏楽・命」みたいな、青春をささげるような生活をしていました。

 

遠藤さん:思い出深いエピソードはありますか?

石丸:そうですね、やっぱりみんなで大会に向けて練習したりとか、私が部長になってからは「腹筋をしよう」とか言って燃えていましたけれども。そうやってみんなで音楽を作るっていうのがとにかく楽しくて、毎日そのことばっかり考えているような中学生時代でした。

 

遠藤さん:ちなみに楽器は何だったんですか?

石丸:最初はフルートをやっていて、自分が1つの旋律しか弾けないっていうのがいつももどかしくて。それは当たり前のことなんですけれども、いつもほかの楽器にも興味があって、途中からサックスに変わったりするんです。で、高校に入ってトロンボーンやったりして(笑)。欲張りなのかなんなのか、いつもほかの楽器をやってみたくっていて、結果パイプオルガンの道に進むきっかけになりました。

 

遠藤さん:ずっと音楽に携わっているんですね。

石丸:そうですね。

専属オルガニスト石丸由佳が「四畳半スタジオ」に出演!遠藤麻理さんとたっぷりトークしました!の画像

音楽と宇宙、オルガンと宇宙の不思議なつながり

 

遠藤さん:6月26日(土)14:00に開催される「石丸由佳オルガン・リサイタル~夢見る宇宙とオルガンと~」ですが、このサブタイトルはどういうことですか?

石丸:今回「宇宙」をテーマにしているんですけれども、全国各地いろんなところで演奏させていただくと、よくお客様からアンケートや感想で「今日は宇宙を感じました」「オルガンを聴いて宇宙みたいでした」という感想がすごく多いんですね。特に宇宙に関連する曲目を弾いたわけでもないのにそういうお声をとてもたくさんいただくので、どうしてなんだろうと自分自身も思い始めて。「バッハは宇宙だ」というフレーズもよく本とかで書かれているのを見て、音楽と宇宙、オルガンと宇宙にはどんな関係があるのかなというのが最近の私のテーマでした。その謎を、コンサートでみなさんと一緒に探していけたらなと思ってこのタイトルにしています。

 

遠藤さん:じゃあ、演出もしたりするんですか?

石丸:そうですね。今回ゲストに理学博士の佐治晴夫(さじ はるお)先生をお呼びしておりまして、宇宙のエキスパートでいらっしゃる先生のお話とオルガンの演奏を交互に聴いていただくような構成になっています。

 

遠藤さん:それは聴きごたえがありますね。今回はどんな演奏をするんですか?

石丸:曲目はバッハからフォーレなどオルガン以外の作品、オルガンのオリジナルではない作品もたくさん弾く予定なのですが、プラネタリウムの投影を「星つむぎの村」がご協力くださって、ホールに星空を映すことになっているんですが、星空の下で私だったらどんな音楽を聴きたいかなと考えながら曲目を組んでみました。

 

遠藤さん:コンサートホールに投影するんですか?

石丸:そうですね。

 

遠藤さん:えー!そんなの聞いたことないですけどね(笑)できるんですねぇ。

石丸:はい、今回初挑戦になります。

 

遠藤さん:これはいいですね。子どもたちにも聴いてほしいですね。

石丸:そうですね!ほんとに。

 

ご来場のみなさまへのメッセージ

 

遠藤さん:それでは最後にメッセージをお願いします。

石丸:最近、これまでと違う生活をしていてちょっと疲れたなという方も多いかもしれませんが、りゅーとぴあにふらっと来て、ひととき、星空の下でオルガンの大音量を浴びてみてください。りゅーとぴあは音楽以外にもいろいろありますので、ちょっとした「非日常体験」を探しに、遊びに来ていただければと思っております。

 

 

この放送のあとに、遠藤さんがいるスタジオに虫が現れたとか…。遠藤さん、素敵な時間をありがとうございました。

7月17日(土)には遠藤麻理さんが能楽師とともに能の美しさについて話すトークイベント『遠藤麻理の能楽入門「お能で美しく?」』も開催されます。こちらもどうぞお楽しみに!

 

この文章は6月9日(水)13:41~に放送されたBSNラジオ「四畳半スタジオ」の会話をもとに作成・編集しています。実際のラジオ放送は、ラジオアプリ「Radiko」からも視聴できます。ぜひ、お二人の楽しい会話を聞いてみてください!(タイムフリーで視聴可能な期間は、放送日より1週間以内です。)

 

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【公演情報】

日時:2021年6月26日(土)14:00開演
会場:りゅーとぴあ コンサートホール
料金:全席指定 2,500円

チケット好評発売中!

詳しくは下記リンクよりご覧ください。
電話でのチケットのご予約・お問合せは、りゅーとぴあチケット専用ダイヤル【025-224-5521】まで。

 

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